本気でオススメできる!オーソライズド・ジェネリックを選抜してみた!

はじめに

突然ですがジェネリック医薬品を患者さんに薦めると患者さんからこんなことを言われませんか?

  • いままでと同じ薬が良い(効果が弱くなるかも、副作用がでるかも)
  • 見た目を変えたくない(何の薬かわからなくなる)
  • メーカーが変わると不安

そんな時オーソライズド・ジェネリックがオススメの候補に上がるのじゃないでしょうか?

オーソライズド・ジェネリックとは?

オーソライズド・ジェネリックとは、新薬メーカーから許諾を得て製造した、
原薬、添加物および製法等が新薬(先発医薬品)と同一のジェネリック医薬品や、
特許使用の許可を得て、販売できるジェネリック医薬品です。

第一三共エスファ株式会社HPから引用

オーソライズド・ジェネリックのここが不満

ジェネリックアレルギーな患者さんに対して比較的オススメしやすいですが、私は思ったのです。

メーカーや製造工場が違うのに本当に同じ薬であるとオススメして良いのか?

ここが解決できなければ、AG品はソリューションたり得ないのではないでしょうか?

そこで勝手に「真オーソライズド・ジェネリック」というカテゴリーを作りました。

真オーソライズド・ジェネリックは製造工場、製造販売元が同一(グループ子会社は可)でジェネリックアレルギーの患者さんにも自信をもってオススメ出来るものを厳選します。

ちなみにファイザーさんではオーソライズド・ジェネリックを3段階で分けているようです。

「AG1」に該当するものならオススメしやすいですよね!

ファイザーHPより抜粋

真オーソライズド・ジェネリック一覧表(2022年7月作成)

以下の一覧表は製造販売元が同一もしくはグループ子会社のものを抜粋しています。

中でも黄色地はネット上で同一工場で生産されていると公開されていたものになります。

先発と同一工場と記載のあったページ一覧

最後に

今回は「日医工」や「トーワ」などのジェネリックに特化したメーカーを外してしまいましたが、

探すと同一工場で製造してると記載のあるものもあります。

最終的にはやはり自分が本気でオススメ出来るものを患者さんに紹介した方がよいでしょう!

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